新ラジオ・ドラマ 「出会い・別れ・そしてバイク」

2013.04.05.19:30

「出会い・別れ・そしてバイク」
原作 MOTO-TOMO

第1話 「ワインレッド」


mototomonowa.jpg

タカシ         MOTO☆TOMO(中央)
リカコ         えりなちゅらる(右)       
ナレーション      ゆき(左)

(リカコ)   ねぇ、ちょっと。これ、どう思う? ねぇてば。

(タカシ)   うん、ちょっと待って。今、良い所なんだ。
9回の裏 満塁・2アウト・2ストライク・3ボウル 後1球で
決まるから ちょっと待ってて。

(リカコ)   ダメ、早く見てってば・・・。

(タカシ)   あっ、打った! あぁ、負けたよぉ。
今季も我が愛するチームは、今シーズンも最下位ですか・・・。
うぅ、重たいよ。上に乗って来るな!

(リカコ)   だって、野球ばっかり見て構ってくれないし ツマラナイもん。

(タカシ)   わかった わかったよ。
野球の放映は、終わったから 話しを聞いてあげるから上から退いてよ。

(リカコ)   ダメ!私を1人にしておいたバツだわ。お仕置きよ!

(タカシ)   重たい・・・・死ぬ・・・。

(リカコ)   死にません。

(タカシ)   えっと、何を見るんだい。

(リカコ)   これ、これよ。

と彼女は、昨日、俺が 会社の帰り道に駅の売店で買ったバイク雑誌を持って飛んで来た。
そこには、バイクの個人売買のコーナーが有って 彼女は、その欄を良く覗いている。
そして、今日は 赤いマジックで大きく花マルが描かれてあった。

(リカコ)   コレ、コレよ。いいと思わない?

(タカシ)   どれ?

(リカコ)   コレよ。

そこには、250ccの4サイクル・2気筒の少しビンテージぽいバイクが
掲載してあった。
コメントには、「女性オーナー。売買は女性ライダー限定。値引き交渉有り。」

(タカシ)   ふぅん、良いんじゃない。

(リカコ)   でも・・・。これってどんなのか判らないし。

(リカコ)   ねぇ、今度 一緒に見に行こうよ。  ねぇ、いいでしょう。
彼女の住所って ここから遠くないし。 連絡しても良いかな?

(タカシ)   ああ、良いけど。
俺も中古車の良し悪しはアンマリ判らないよ。

(リカコ)   でも、私より判るでしょう。バイクに乗ってるんだから。

(タカシ)   ハイ、ハイ。

彼女は、つい最近 バイクの免許を取った。
俺と知り合って半年を過ぎた頃 急にバイクを運転したいと言いだした。
どうしてバイクに乗りたいのと聞くと・・・・・。
いつも、彼方の後ろにしがみ付いてるんじゃ詰まんない。私もバイクを運転したい。
そして、次の日曜日には、1人で教習所に申込に行って来たらしい。
こんな行動力は、俺には無い様な気がする。
この行動力は、女性 特有なのかな? でもそこが彼女の魅力的な所でもあるんだ。
だから今、彼女はバイクが欲しくて欲しくていられないんだ。
ただ、彼女にも何でもいいんじゃなくて やはり女性なのかファッション雑誌に載っていそうな少しレトロぽいのを探している。
そして、このバイクが彼女の目に止まったのだ。
05年式の250cc・4サイクル・2気筒・25馬力 ボデイカラーはワインレッド
女性ライダー限定売買のバイクを・・・・・。
                                 つづく。








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