ラジオドラマ 第2弾 HOT DRINK マシン 第6話「青いメットと青いマシンと青い空」

2012.09.07.19:10

ラジオドラマが ならどっとFMのHP から
次の時間帯で聞けます。

放送日 毎月 第1金曜日 19:00~19:30
再放送 毎月 第2土曜日 11:00~11:30

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第2弾 HOT DRINK マシン
原作  MOTO-TOMO

◆ メインキャスト ◆

ケンジ          MOTO-TOMO
ハルミ          桜塚 れい
ナレーション       桜塚 れい
ジュン平         奈良 純
バイク店の女性      桜塚 れい
バイク屋のオヤジ     西野 武流


第6話  「青いメットと青いマシンと青い空」

まだ窓の外は、薄暗く山影からは少し太陽が出かけ始めようとしている清々しい朝
ジュン平は、昨晩胸がドキドキして眠れなかった。
「ふぅ」と先ほどからため息をついている。

テーブルの上には、黄色いシールドが付いている青いカラーのヘルメットと
皮の黒いグローブが大事そうに置かれている。

ジュン平     ああ、まだ朝の6時前か・・・。
         バイク店が開くまで まだ4時間もあるしな・・・。

ジュン平は、この水曜日にケンジとハルミの三人で、仕事が終わってからバイクカフェで
待ち合わせをしてバイク用品店に買い物に出かけた。
お目当ては、ヘルメットとグローブ。

ジュン平     ケンジ先輩。

ケンジ      どうした?

ジュン平     すごいですね。ヘルメットがいっぱい有りますね。
         ねぇ先輩、僕にはどれがお勧めですか?

ケンジ      そうだな。
         バイクに合わせたらこのフルフェイスがいいんじゃないかな?

ジュン平     この黒いメットですか?何だか銀行強盗みたいに見えませんかね。

ハルミ      これはどう? ジェットヘル。ファイヤーパターンがカッコいいわよ。

ケンジ      それはハルミの好みじゃないか。

ハルミ      えぇ、そうかな?

ジュン平     ケンジ先輩、これはどうですか?

ケンジ      おお、いいね。
         バイクのカラーリングとマッチしてるし イインンジャない。

ジュン平     でも、ヘルメットて値段が高いですよね。
         僕、何千円で買えると思っていましたから。
         でも、万が一 事故に遭った時には丈夫な物がいいですよね。
         後、グローブとジャケットも欲しくなってきました。

ハルミ      最近のジャケットは、プロテクターが装備されているから安心ね。

ケンジ      ところで、ジュン平。予算はどれ位なんだ。

ジュン平     1万5千円から2万円までですかね。

ケンジ      ちなみにジュン平が今右手に持っているメットは2万5千円だぜ。

ジュン平     えっ。に、2万5千円ですか? 値段読み間違いました。

(3人) 笑う。ハハハハハァ。

そんなやり取りをしながら、ジュン平は特売セールのコーナーに置いてあった
イエローのシールドが付いた青いメットと皮の黒いグローブを買った。

ジュン平は、朝食も上の空でバイク店が開くのが待ち切れず 時計の針が9と12を示すのと同時に
 家の玄関ドアを開けてバイク店の方向に小走りに走り出した。
まだバイク店の下りたままのシャッター前で、先ほど自動販売機で買った 
眠気覚ましの缶コーヒーを両手で持って行ったり来たりしていた。
しばらくすると、ガラガラとシャッターが上がり出した。

バイク屋のオヤジ  おお、ジュン平君。早いね、おはよう。バイク出来上がっているよ。

ジュン平      おはようございます。

ジュン平の目の前に、店の中に置かれている青く光るマシンが映し出された。

ジュン平は、マシンの前に立ちニンマリと微笑んだ。

ジュン平      すいません触ってもいいですか?

バイク屋のオヤジ  何言ってんの、これはジュン平君のバイクだよ。

ジュン平      そ、そうですよね。ぼ、僕のバイクですよね。

ジュン平は、バイクの取り廻し方や装置の説明をバイク屋のオヤジから教えてもらい
バイク屋のオヤジからジュン平の手にマシンのキーを手渡された。

キーが手にずっしりと重たく感じた。
おもむろにキーをマシンのキーシリンダーに差し込んだ、
そしてキーを右に廻すと目の前に赤や緑のランプが光り出した。
怖々セルボタンを右手の親指で押すと、マシンのタンクの下から
エンジンの爆発音が聞こえ 両手に振動を感じ取った。

ジュン平      やった!念願のバイクだ。

ジュン平は、アクセルスロットルを少し手前に廻したり戻したりしつつ
エンジンの鼓動を聞いた。

ジュン平      じゃあ、有難うございました。

バイク屋の女性 気をつけて走ってよ。

ジュン平      はぁい。

ジュン平は心の中で、左手でクラッチを握りチェンジペダルを踏み込んで
クラッチをゆっくりと離しアクセルを廻してとつぶやいた。
ストオーン♪エンスト。

バイク屋の女性   大丈夫?

ジュン平      エヘヘ、緊張してしまいました。
          大丈夫ですよ。

今度こそ、絶対に・・・。
マシンは、スルーッと動き出した。
真っ青な空の下1台のマシンが太陽と追いかけっこをし始めた。

第2弾 HOT DRINK マシン        
「青いメットと青いマシンと青い空」     おわり。

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