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ラジオドラマ  HOT DRINK マシン 2話

2012.05.04.20:00

第2弾 HOT DRINK マシン
原作  MOTO-TOMO

◆ メインキャスト ◆

ケンジ               MOTO-TOMO
ハルミ・ナレーション        桜塚 れい   
ジュン平              奈良純


第2話  「単気筒と四気筒」


ウォーン・ウォーン・ウォーッ♪
カチッ。
ジュン平は、リアシートからケンジのジャケットの裾を引っ張りながら

ジュン平 「先輩、着きましたね。 ぼ・ぼぉ・僕、なんだか胸がドキドキしてきました。」

ケンジ  「何がドキドキだ。先っきからジャケットを引っ張るから運転しにくいじゃないか。
      23歳の大人が、女子中高生が憧れの先輩に
      バレンタインのチョコレートを手渡すのと違うぞ!!」

   隣に停めたハルミはヘルメットを脱ぎながら
   「クスクス」と笑った。

ケンジ  「何でハルミ笑ってるんだい。」

ハルミ  「だって、二人の会話を聞いていると面白いもん」

ケンジ  「チェッ!」

  三人は、バイクを店の駐車場に停め 店の中に入って行くと、店内から
  大きなスピーカー音で「いらっしゃいませ。ゆっくりとバイクをご覧ください。
  もし、何かご用が有りましたら店員に遠慮なく申しつけてください」と聞こえてきた。

ジュン平  「へぇ、さすが大型チェーンのバイク屋さんですよね。
          いろんなバイクが置いていますよ先輩」

ケンジ   「あぁ、高級車ばかりな・・・。」 

ハルミ  「ところで、ジュン平くん。どんなバイクを探しているの?」

ジュン平 「えっと、先輩どんなのが有るんですか?」

ケンジ  「うぅん、まぁ。大きく分けて2つに区別できるんだ」

ジュン平 「えっ!」

ケンジ  「250cc(ニィハン)以下と以上。車検が有るか無いかだよ」

ジュン平 「車検は判ります。僕、車を持ってるし。
      そうか、250cc以上だと車検がいるのか。
      車とバイク 2台は僕にとってキツイです。
      250ccにします。」

ケンジ  「そうだな、うちの会社の給料は少ないしな・・。」

ジュン平 「そうですよね。じゃぁ、どんなバイクに乗れるんですか?」

ケンジ  「探せばイロイロ有るぜ。250cc以下でも捨てたもんじゃないよ。
      2人乗りもできるし、高速道路も走れるしいろんな車種が有るしな。」

ハルミ  「そうね、ネイキット・レプリカ・トレール・モトクロス・モタード
      アメリカン・BIGスクーターも有るわね。」

ジュン平 「えっ、そんなに種類が有るんですか・・。僕、迷っちゃいます。」

ハルミ  「ところで、ジュン平くんは、バイクでどこを走りたいの?」

ジュン平 「どこって・・・。先輩みたいにツーリングとか通勤とか・・・。」

ハルミ  「そぅしたら、荷物が沢山詰めるBIGスクーターがいいかも、ほら。」

3人の目の前には、新車のパールホワイトのBIGスクーターが輝いていました。

ハルミ  「シートの下に有るこのスペースは、荷物が沢山詰めるのも魅力的ね。」

ケンジ  「そうだな、ジュン平。弁当も入るし雨具も入るぞ」

ジュン平 「そうですか。BIGスクーターいいですね。これにします。」

ハルミ  「でも、ジュン平くんせっかくミッションで
      バイクの免許を取ったんだしミッションのバイクも面白いわよ。」

ジュン平 「そうですよね。せっかく苦労してバイクの免許取ったもんね」

  ハルミめ、せっかくジュン平がその気になっていたのにとケンジは思っていました。

ジュン平 「先輩」
 
ケンジ  「うん、何だ?」

ジュン平 「先輩だったら僕にはどれがいいと思いますか?」

ケンジ  「教習所では、ネイキットのバイクで練習して免許を取ったんだろう
      初めは慣れた型のバイクにしといた方が無難じゃないかな。
      例えば、ほらそこの青いカラーの250ccていいんじゃないか」

ジュン平 「これですか、カッコイイですね。」

ハルミ  「その横のビンテージ風のもカッコイイわよ」

ジュン平 「これですか。うん、バイクて感じですよね」
 
     「先輩、青いバイクのエンジンからはマフラーが4本出ていて
      後ろ側では1本になっているけど、ビンテージ風のバイクは
      エンジンから1本しかでていないけど・・・。
      どんな違いが有るんですか?」

ケンジ  「あぁ、簡単に説明するとだな。4本マフラーが出ているのは
      ピストンが4ツ有り、1本マフラーが出ているのはピストンが1ツなんだ。」

ジュン平 「単気筒と四気筒ですね。」

ケンジ  「なんだ、知っているじゃないか。」

ジュン平 「昨日、本屋さんで立ち読みして勉強して来ました。
      それぞれのメリットは何かあるんですか?」

ケンジ  「単気筒は、トルクが有るから中低速重視。
      四気筒は、高速重視と考えればいいんじゃないか。」

ハルミ 「でも、最近のバイクは単気筒でも速いのよ。
     ほら、あそこに置いてあるハデなカラーリングのバイクて
     単気筒でも速いし燃費も良いて噂よケンジ。」

ジュン平は、ハルミの指差す方向を見た瞬間なにかビクッと感じた。

ジュン平 「コレ・コレ、イイです。カッコイイし。
      250ccだし、何だか速そうですよねハルミさん。
      僕、これにします。」

ケンジ  「お前、これにするのか? 最近発売されたバッカだぜ。
            定価60万ぐらいするぜ。大丈夫か?」

ジュン平 「えっ!!ろ・ろ・六十万・・。駄目です。僕、買えません。」

ハルミ  「ここに、月々¥25,000の24回払いのローンも有るって
      書いているわよ」

ケンジ  「おい、ハルミあまりそそのかすなよ。
      ジュン平、ほかのバイクを見に行くぞ!!
      向こうの方に中古車コーナーも有るから早く来い。」

ジュン平 「待って、待って下さいよ先輩!!」 
      とジュン平は、駆け足でケンジの後を追った。

ハルミは、ケンジとジュン平 二人の光景を見ながら「クスクス」と笑いながら
後について行った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく。
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